学級会で得られるもの(学級会)


今日は3年生になって初めての学級会を行いました。第一回は『クラスのキャラクターをつくろう』です。多くの子がよりよいクラスにしようと積極的に参加していました。6回も発言・発表できた子もいれば、友達の意見一つ一つに反応してくれた子もいました。集中できなかった子も、感想では「次は集中してやりたい」と前向きなことを書いていました。学級会はすごく大事なものだと思っています。クラスや学校をよりよくするために、案を発表し合い、賛成反対改善意見を出し合い、折り合いをつけてまとめていきます。この過程が子供の成長に大きなプラスを与えると思います。学級会を通して「折り合いの付け方」や「周りを見る力」「自己有用感」「自己存在感」などの人間的成長と非認知能力を学び得ていくのです。そのため、やっている子とやっていない子の差が、通常授業よりも一目瞭然です。まだ自分の気持ちだけが最優先であったり、発表が恥ずかしかったり、なんかクラスで安心できなかったりする子が、1年後どのように成長するのかとても楽しみです。学級会を開くために『議題』を提案するのは子どもたちです。自分は去年5年生で8回学級会をしました。今年は10回以上を目標にしています。折り合いをつけられる人になってほしい、そんな願いを込めて。